ポルトガルの政治混乱から信頼低下。欧州がまたドタバタしているようです。
[ロンドン 3日 ロイター] -
3日のユーロ圏金融・債券市場では、ポルトガルの政治混乱が嫌気されるなか、同国
債利回りが急上昇した。リスボン市場では株価が3年ぶりの大幅な値下がりとなり、国債保証費は昨年11月以来の水準に跳ね上がるなど、同国の金融市場は全般的に大荒れとなった。
ユーロ圏金融・債券市場・終盤=ポルトガル国債利回りが急上昇、政治混乱を嫌気 (ロイター)
10年債利回りは8.2%までになったようです。なんか、最近の中国と言い、これくらいの金利上昇なんてたいしたことないんじゃないか?と思います。日本なんか長期金地が1.0%になったら大騒ぎになったような気もしますが、ポルトガルだとこれくらいが普通なんですかね。
ポルトガルの失業率は17.5%と少し高めの失業率のようです。一応、EU全体でカバーしていくような流れですが、自助努力による赤字解消などもポルトガルに課せられることになるようです。
ギリシャ、キプロスに続き、ポルトガルと債務危機が続いています。ポルトガルショックと言っても、今のところ、そんなに大きな下落になっていないような気がします。これからなんでしょうか。
欧州経済は今後、どのような方向に進むのか全く見えません。ドイツやフランスがギリシャ、キプロス、ポルトガルを救済し続けるのが正しい姿なんでしょうか。軽く疑問です。
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