米中貿易摩擦 １０月初旬に通商協議とのこと

午前中の値動きは昨日の上昇局面を引き継ぐ感じで緩やかに推移しています。米国市場で発表される重要な指標や利下げをするのか？などのイベントも控えていますし、やや様子見っぽいです。

米中貿易摩擦の今後を左右する通商交渉が来月開催とのことで材料視されたのもあり、全体的にリスクオンの動きとなっているようです。米中で歩み寄りの動きがあるのか？ないのか、にもよりますが、とりあえずプラス材料として市場が判断したということですね。

昨日と今日は長期保有用のETFを買ったり、金ETFを少し利益確定したりリバランスを進めています。そして、毎月の積立投資設定はまだ完全リスクオン状態です。

上昇局面であれば、このまま順張りでついていきたいところです。アベノミクスのときは上昇局面ですぐ利益確定方向に動いてしまったので、今回は少しひきつけながら利幅を伸ばしていきたいと考えています。

［ワシントン／北京　５日　ロイター］ - 米中両国は５日、閣僚級の通商交渉を１０月初旬にワシントンで開催することで合意した。両国のハイレベルの対面交渉は、物別れに終わった７月下旬の通商協議以来初めて。９月半ばに準備交渉を開始する。

米中通商交渉、10月初旬に再開　中国「大きな進展に向け尽力」
 https://jp.reuters.com/article/china-us-trade-idJPKCN1VQ093

トランプ政権が対中追加関税を発動、中国の報復措置も発動

既に株価や為替は織り込み済みだと思いますが、追加関税第４弾が発動したようです。中国も報復関税を追加ということで、泥沼化していますね。

週明けの株価や為替の反応は気になりますが、12月に一部延期された関税がどうなるかとか実態経済への影響が出始めてからが本番じゃないかなあ、と思います。

積立投資のリバランスに３カ月かける予定というのは、少なくともこの12月の追加関税までは株価などの上値が重いんじゃないかな？という勝手な予想に基づいています。

実際、逆イールドカーブや金価格が上昇している要因の一つになっていることは確実に言えると思います。今は企業努力みたいなところで吸収しているような気がしますが、長期化したときの影響が大きすぎてどのように落としどころを見つけるのかが全く読めないです。

トランプ政権は１日、約1100億ドル（約11兆7000億円）相当の中国製品への追加関税を発動した。中国の報復措置も発動された。約750億ドルの米国製品が対象で段階的に実施。１日には米国産豚肉、牛肉、鶏肉や他の農産品に10％、大豆に５％の追加関税が適用された。

トランプ政権が対中追加関税を発動－米中合意のめど立たずhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-01/PX4V8M6TTDS001?srnd=cojp-v2