ＥＣＢは利下げや量的緩和の再開 で円高？

ユーロ円は円高方向に動いているようです。調子が良かったドル円にも少し波及しています。
材料は欧州中央銀行の利下げと量的緩和再開ですかね。世界の株価に影響しないといいのですが。

ユーロ円のチャート見ると２年くらいジリジリと円高方向に進んでいます。ここまでやる必要があるんですかね。この通貨安戦争にキレてトランプ大統領がマイナス金利にしろ！みたいなことを言うのはわかる気もします。

日本も巻き込まれているようで、超長期債利回りが警戒水準になっているようです。これが最近の日本国債インデックスの基準価額が下がっている理由なんですかね。押し目買いっぽく買いを入れているのですが、大丈夫かな？ニュースでは緩和カードはいつでも切れる、みたいな日銀コメントも出ているようです。

［ブランクフルト　１２日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）は１２日の理事会で、利下げや量的緩和の再開など一連の追加金融緩和策の導入を決定した。ユーロ圏成長の下支えやインフレ期待低下の歯止めが狙い。 預金金利は現行のマイナス０．４％からマイナス０．５％に引き下げる。また１１月から月額２００億ユーロの債券買い入れを行う。
UPDATE 1-ＥＣＢ、預金金利マイナス0.5％に引き下げ　量的緩和も再開 https://jp.reuters.com/article/idJPL3N2632P0?il=0

ドル円は１０７．１０円で安定しています。資産運用は資金投入継続。

今のドル円は１０７．１０円です。ジワジワと円安方向に動いているようにもみえるチャートです。
ただ、ここからズドンと下に３円くらい落ちてもおかしくない気もするのでトレンド転換したかはもう少し様子見が必要ですね。株価が上昇気味なのでそれにつられてリスクオン円安っぽい相場になってくれると嬉しいのですが、まだ分かりません。

資産運用としてはまだそれなりに新規資金を投入しつつ日本株・外国株や外国債券の積立投資を続けていこうと思います。１１０円を超えてきても上がるようであれば安全資産側に段階的に切り替えていきます。

ポンド円が１２８．０５円以外は落ち着いている為替円相場

今日の為替ですが、ドル円は１０６．２９円。米中貿易摩擦での動きがあったのですが、そこそこ安定している感じですね。織り込み済みだったということでしょう。

気になるのはポンド円ですかね。１２８．０５円とポンド円は円高方向に動いています。材料としては指標が悪かったようです。ブレグジットもあってボラティリティが高い通貨ペアになっているような気がして注目しています。

英製造業ＰＭＩ、8月は47.4に低下　7年ぶり低水準

［ロンドン　２日　ロイター］ - ＩＨＳマークイット／ＣＩＰＳが発表した８月の英製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は４７．４で、７月の４８．０から低下し２０１２年７月以来、７年ぶりの低水準となった。ロイターがまとめたエコノミストの予想中央値を１ポイント下回った。
https://jp.reuters.com/article/britain-economy-pmi-idJPKCN1VN0SA

今日は３０万円くらい買付注文を出しました。ただ、確定拠出年金口座なので一旦定期預金カテゴリーの解約をしてからその金額で海外株式・海外債券・国内株式インデックスファンドの購入に１週間くらいかかります。

細かい注文には対応できないのは少しデメリットかも知れません。まあ、あまり短期の値動きでの利幅をとることは諦めて中期での値動きを捉えていこうと思います。