・毎月5~7万円の積立投資
・ボーナスから10~20万円のスポット投資
ライフイベント用の定期預金を確保した上で、会社員で可能と思われる上記のような条件で積み立て、多少の運用利回り(年率3~5%)を考慮すると資産運用3~4年で到達する資産規模です。300万円の資産運用例を考えてみます。
■300万円の資産運用例
・流動性資産 60万円⇒ネット銀行のハイブリッド預金、MRF
・日本株式 48万円⇒TOPIX、日経平均連動のETFか投資信託
・日本債券 30万円⇒国内債券型の投資信託、定期預金
・先進国株式 45万円⇒先進国株式型のETFか投資信託
・先進国債券 45万円⇒先進国債券型のETFか投資信託
・新興国株式 18万円⇒新興国株式型のETFか投資信託
・新興国債券 18万円⇒新興国債券型の投資信託
・金ETF 18万円⇒コモディティ、リスク資産の逆相関・安全資産枠
・J-REIT 9万円⇒不動産ETF、投資信託。インカムゲイン狙い
・海外REIT 9万円⇒不動産ETF、投資信託。インカムゲイン狙い
※全てインデックスファンド
日々の変動額⇒5,000円~15,000円程度
分配金期待額⇒30,000円程度/年間
サラリーでのカバー⇒一日の収入に匹敵する値動きなので、運用方針を意識
この金額に到達した段階で、ブログ主は「1677 上場外債ETF」を買いました。投資信託からリレー投資です。
これで、信託報酬をかなり節約することが出来ます。マネックスの内藤忍さんは運用規模100万円からアクティブファンドを推してきますが、資産運用300万円でもアクティブファンドは組み入れなくて良いでしょう。
基本は「保有コスト」を下げる取引(投資信託からETFに乗り換え)を行います。
STAMグローバル債券インデックスオープン 信託報酬 0.5775%
1677 上場外債ETF 信託報酬 0.2625%
更に貸株をするとETFは 0.2%~0.3%くらいお金がもらえます。このリレー投資は信託報酬が実質なくなるくらいの効果があります。
このあたりから、日々の値動きが本業の稼ぎに近づいてきます。と言っても、インデックス分散投資なので個別銘柄の株価のように指標に釘付けになる必要はないです。数日連続で下がったり、騰がったりした場合、状況を確認して追加注文を出す程度で良いと思います。
「1日の値動きが10,000円超」なんて言う金額だけ見ると、ドヒャーって感じですが、インデックス分散投資の場合は騰がったり、下がったりを繰り返して数日で元の水準に戻ったりするので、慣れてくると何にも感じなくなります。感じるとすると、「リスク資産」と「安全資産」の間を行き来するマネーの動きが体感できるようになってきます。これは運用期間が長くなると感覚で分かるようになります。
日々の値動きが想定よりも大きいときは、リスク資産の量を減らして安全資産の割合を増やします。同じインデックス投資家でも家庭の状況によりリスク許容度が異なるので、個人で設定されたほうが良いですね。
その上で、リバランスを繰り返すだけです。資産運用の規模が大きいと手数料が低い取引が出来たり、よりETFに重みを置いた資産保有ができるようになります。リスクリターンは小額の資産運用のときと変わりませんから、保有コスト・取引手数料が軽減できる分だけ投資家に有利に働きます。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/180/不労所得を得るための資産運用例 E 300万円
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