インデックスファンドを組み合わせて分散投資をしますが、その分散投資を評価する方法として「効率的フロンティア」という考え方があります。
理屈では分かっているつもりでも、なかなか難しい話です。
先進国株式、日本株式、新興国株式、債券、コモディティのそれぞれの主要インデックスに分散投資をすると、ポートフォリオ全体としてのリスクリターンが合成されます。
それぞれのインデックスは値動きがそれぞれ異なりますので、相関性が異なり、複雑に変化していきます。
ポートフォリオは組み合わせ方次第で、同じリスクなのにリターンが高い組み合わせがあります。これが最大化した状態が効率的フロンティアと呼ばれる曲線で示されます。
このことから、「ポートフォリオを決めるのはアセットアロケーション(組み合わせ方)である」と言われています。効率的フロンティアはMONEX VISIONで確認できますので、インデックス投資家の皆様にはオススメです。MONEX VISIONでは有効フロンティアと表現されています。
ちなみにこれが、ブログ主のポートフォリオです。近い青い丸が「先進国債券」になります。「先進国債券」の運用効率に近いですが、「先進国債券」単体よりも期待リターンが高く、「株式運用」単体と比べるとリスクを相当抑えられていて、丁度良い感じです。リスクは小ギリギリ、リターンは中の下くらいです。
有効フロンティアから下に乖離していると、ポートフォリオの調整が必要になると思います。同じリスクをとるのであれば高い期待リターンのほうが良いですよね。リバランスをしてみましょう。
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