ドル円と日経平均はかなり戻したようです。ただ、短期筋のショートカバーらしく、今後もボラティリティの高い相場が予想されるということです。
[東京 10日 ロイター] - 日本株やドル/円は自律反発したが、上昇基調に回帰したと言えない不安定さを依然として抱えている。注目の5月米雇用統計は強いとも弱いともいえない結果となったことで、各市場で都合よく解釈され、米金融緩和の早期縮小観測はくすぶったままだ。
各市場で都合よく解釈した米雇用統計、様子見続く長期投資家 (ロイター)
短期筋だろうが投機筋だろうが上げは上げです。ポートフォリオも少し回復していました。ただ、グローバルREITやJ-REIT、新興国債券、新興国株式、金投資あたりは4月~5月頃の水準に戻る気配がないような感じです。ダラダラ下げているような印象を受けます。
今月から投資を戻していきますが、リスク資産へ少しずつ買い入れを行っていこうと思います。最初は手加減しながら、リスク資産の下落に合わせて、少しずつ買い入れる金額を増やしていくという戦略でいこうと思います。
J-REITは下げ止まる気配がなさそうですね。あと1割下げると年初来安値になるくらいまで下げています。これなら再投資するにしても、妙味が出てきそうです。黒田バズーカ砲の分くらいは既に吹き飛んでいるんですね。最近、存在感がないので気付きませんでした。
東証REIT指数ですが、2月の水準まで逆戻りしていますね。急騰していった分が完全に失われてしまったようです。果たして、上方向に再出発できるのでしょうか。
グローバルREITも、J-REITと同じ感じでもう少し下げると年初来安値になりそうです。97円~98円と年初より円安は進んでいるのに、為替と相関性があまりありませんね。為替の影響を受けるはずなのに、こんなに下げているということは海外自体のインデックスの下落がそれ以上!?ということでしょうか。恐ろしい。
REITはここまで下がってくれば、個人的には普通に投資をやり直すのもアリかも知れないと考えています。コツコツ投資をしていきたいと思います。ただ、市場自体のボラティリティが高い状態が続いているので、気をつけて投資をしたほうが良さそうですね。ここから更に大暴落とかも考えられますので、儲けよりもリスクコントロール最優先です。