いよいよ来月、デフレ脱却でしょうか。
4年ぶりって、民主党政権ではデフレ脱却はできませんでしたね。
[東京 31日 ロイター] - 今朝方発表された5月東京都消費者物価指数(コアCPI)が約4年ぶりにプラス転化、サプライズとなった。エコノミストの間では、全国コアCPIについてもマイナス脱却時期の予想を前倒し、早ければ5月分からプラスに転じるとの見方が浮上。注目されるのは、円安によるコスト増を価格転嫁できそうだとの企業行動の変化と、期待インフレ率への波及だ。
焦点:全国CPIは6月にもプラス転化、ゼロの壁突破で消費喚起効果も (ロイター)
インフレ期待からの消費活動が活発化するかどうかが、デフレ脱却のカギですね。できるなら食料品などの生活必需品は値上がりして欲しくないのですが、コストプッシュインフレの波は受けそうです。
そういえば、アップルのipodなど円安を受けてデジタル家電も値上がりするニュースが出ていましたね。
ただ値上がりしただけだと、単純に買う側が損するように思えます。でも、海外からの輸入製品が値上がりすれば、他の国内製品もそれに合わせてコストを価格に転嫁させやすくなり、利益率も改善、日本人の給料が上昇する余地が生まれてくるのだと思います。
というわけで、輸入家電の値上がりはアベノミクスでは必然の流れとなり、ある意味では歓迎するべきなのかも知れません。欲しい人はもう買っているでしょうし、輸入家電が値上がりしても、しばらくは問題ないのではないかと思います。
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