長期金利の上昇は少しニュースを賑わせている感じですね。
[東京 14日 ロイター] 長期金利の上昇が止まらない。円安・株高で景況感改善の兆しが出たところに、麻生太郎財務相ら経済閣僚から金利上昇を容認する発言が飛び出し、地方銀行が保有する国債の売却を急いだためだ。
焦点:長期金利上昇で国債売却急いだ地銀、大手行は無傷で居られるか (ロイター)
地銀は既に国債売却を進めている一方、大手行が後れを取っているらしいです。長期金利が上昇すれば、国債保有が多い金融機関にかなりの損失が発生するようです。
大手行は日銀が長期金利を上昇しないようにコントロールするべき、と日銀を批判?している模様。国債を売らないスタンスのようです。日銀は国債を持つな、というメッセージを出しているのにチグハグな印象を受けます。
麻生財務相は「長期金利の上昇は当然の流れ」として、気にしていないようです。今の段階では何とも言えないということみたいです。0.7%~0.8%の長期金利で大騒ぎするのも確かに早計なのかも知れません。
債券安・株式高の流れが加速する話でもあるので、大手行が国債を手放すタイミングなどはしっかり見ていきたいですね。
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