資産運用はとりあえず、利益確定を選択したわけですが、株価はグングン上昇。円安は一時ドル円102円にもなったようです。
アベノミクス相場の初期と比べると株価上昇と円安が進んでいるので、同じ確定益を得るにしても利益確定の金額が少しずつ緩和されるので美味しいです。世間でも株高に浮かれてもいいはずなのですが、マスコミを観察しているとなんだかマイナス面を強調した論調の経済ニュースが多い印象を受けています。
更に今日のニュースを見ていると長期金利が0.70%に急上昇?しているということでした。いよいよ日本国債からリスク資産にマネーが流れ始めたことろで、リスクオン相場もいよいよ本格化してきています。長期金利が騰がっても、すぐに国内勢が債券買いを行って安定する、ということを繰り返してきたわけですが、今回ばかりはどうなるか良く観察したいと思っています。
ただ、既に産業空洞化も激しく、広範なカテゴリーの中古屋、個人オークション/個人間取引、アマゾンなどのインターネット物流販促網などが発達してしまった日本。需要よりも供給が多い日本で、個人消費により景気がバブルのように過熱するのかどうか?少し疑問に思っています。
やはり、マネーゲームで膨張したマネーは、再びマネーゲームに投じられるパターンのような気もしています。最近の日本株上昇の勢いはすさまじいものがあります。円安もここにきて加速しています。
マネーが向かう先が、庶民の消費や、民間企業の設備投資に回れば日本経済が強くなりそうですが、今のところ、その足元への対応が弱いのではないか?と思っています。育児休暇を取った人を無条件昇進させたり、女性の管理職を数倍に増やすというような経済対策が出ていた気がしましたが、恵まれた労働環境にある限られた一部の人が得をする経済対策よりも消費税増税の話を白紙にするなど全ての人が恩恵を受ける経済対策/消費刺激策をやって欲しいと個人的に思っています。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/341/膨張しつつあるマネーがどこに向かうか?
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