東証REIT指数がとんでもないことになっています。 騰がり方が半端ないです。

ポートフォリオを確認したのですが、J-REITのリターンは60%~70%を叩き出して他のどのカテゴリーよりも利益が高いです。トップです。海外株式や日本株も凄いリターンなんですけど、それが霞むくらいの利益率です。
今月は一応調整局面があったのですが、一気に跳ね上がりました。なんかもう見守るしかないという感じです。
積極的な売り材料もなく、金融緩和やインフレターゲットによる本格的な上昇局面をにらんでのことだと思います。買いの中心は個人投資家と外国人投資家のようです。
REITは利回りが高い商品ですので、一昔前の外債投資ブームのようなマネーの流入があるのかも知れません。外債は各国の相次ぐ利下げにより利回りという点では金融商品としての魅力が落ちているので、REITに投資が集まってしまうのだと読んでいます。
J-REITは7兆円規模にまで回復したようで、本格的にアベノミクスによるデフレ脱却が始まれば更に上昇するのかも知れません。ただ、J-REITの証券規模は過去を振り返っても最大でも約8兆円規模までで、そこを超えるとJ-REITとしては新しい領域になります。
インフレ期待による実物不動産投資が始まると、J-REITは更に騰がるようです。逆に言うと、この実物不動産が動かないと、証券だけが実態以上に騰がってしまっているという状況になるリスクもあるのかも知れません。
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