ブログ主のメインバンクはSBIネット銀行なのですが、まだ夏の定期預金ボーナス金利が発表されません。昨年のキャンペーン金利で組んだ定期預金が満期になっています。早くしてください。
そんななか、ソニー銀行が「円定期 特別金利」キャンペーンを発表しました。
金利はなんと、0.3%です。がっかりの数値ですね。
ライバル銀行のソニー銀行がこれではSBIネット銀行のキャンペーンも0.3%くらいに抑えてくると予想されます。2年とか3年で定期を組むと更に金利は低いので組むなら1年ですかね・・・長期の見通しでは更に金利が低下するかも知れません。
デフレなので、0.3%でも美味しいので定期預金を組みますが、もらえる預金額は少なくなってきています。
期待のネット銀行がこれでは壊滅的でしょう。他の銀行の定期預金を見てみましょう。
三井住友銀行 1年定期 0.03%
三菱東京UFJ銀行 1年定期 0.03%
みずほ銀行 1年定期 0.03%
楽天銀行 1年定期 0.16%
日本の個人金融資産は殆どが円預金なので、どんどん金利が下がりますね。ブログ主も給料貰っても貯金の比率は多いです。日本の社会不安からお金を使うことが出来ません。
デフレでは貯蓄したものが勝利者、消費したものが敗北者です。でも、大口需要が発生しないとデフレは脱却できません。
政府、国民、日銀、民間企業、民間銀行、どこもお金を蓄える行動を取るので経済がおかしくなっています。国民がもっていると言っても金融資産の95%は40代以上のバブル世代が持っています。
20代は0.3%
30代は5.4%
日本の個人金融資産は若年層は持っていません。特に60代~70代で半分以上を占めています。銀行に預けっぱなしなんですね。デフレ下の勝ち組は個人金融資産を沢山もっている日本の高齢者であることが読み取れます。
日本の若年層の失業率は平均よりも高く9%~10%あると言われています。就職できていたとしても不安定な雇用形態の場合が多いです。
本来、消費の中心は20代~30代になるべきなのですが、十分にお金が回っていません。これがデフレの一要因であることは間違い無さそうです。溜め込むお年寄りが悪いとは言いませんが、何か良い手立てはないものでしょうか。