30万円から更に積立分散投資を進めて50万円になったとします。このあたりで、ようやく主要な投資ファンドがそろいます。不動産投資としてリート(REIT)を組み入れます。REITと言っても、正確にはREITのETFです。10,000円くらいから買うことができます。1,000円単位での取引がしたい場合、投資信託でREIT指数に連動する商品があります。うまく組み合わせます。
■50万円の資産運用例
・流動性資産 10万円⇒SBI証券のハイブリッド預金、MRF
・日本株式 8万円⇒TOPIX、日経平均連動のETFか投資信託
・日本債券 5万円⇒国内債券型の投資信託、定期預金
・先進国株式 8万円⇒先進国株式型のETFか投資信託
・先進国債券 8万円⇒先進国債券型の投資信託
・新興国株式 2万円⇒新興国株式型のETFか投資信託
・新興国債券 2万円⇒新興国債券型の投資信託
・金ETF 3万円⇒コモディティ、リスク資産の逆相関・安全資産枠
・J-REIT 2万円⇒不動産投資。インカムゲイン狙い
・海外REIT 2万円⇒不動産投資。インカムゲイン狙い
※全てインデックスファンド
日々の変動額⇒2,000円程度 (リスク資産の0.5%くらいの変動に抑える)
分配金期待額⇒5,000円程度/年間 (全体資産の1%くらいを狙う)
サラリーでのカバー⇒少し残業すればカバーできる。
REITは利回りが比較的高く、株や債券とはまた違った値動きをしますが、基本はリスク資産なので暴落場面では下がることが多いです。
そろそろ日々の値動きが大きくなってきます。「米国の雇用統計が悪化!先行き不透明!」みたいなバッドニュースが出ると1日の値動きで数千円~1万円くらいの損失が出てポートフォリオが痛むことも頻繁に発生します。まあ、逆も言えて、1日に数千円単位の利益が出てポートフォリオが成長することもあります。
また利回り有利な商品のREITや貸株、ETFの配当などで分配金の金額が増えてきます。選んだ金融商品によってはもっと手に入る可能性もありますが、分配金は利益確定と同じですので、あまり利回りが大き過ぎても運用の効率が低下する可能性がありますので要注意です。
急落場面や長期的に駄々下がりだとどうしようもないのですが、上昇局面やある一定のレンジで上下しているのであれば、ドルコスト平均法+積立分散投資でも十分に利益を出せます。分配金はおまけ程度と考えて資産運用のほうに力を入れます。
あと資産運用は絶対に余剰資金で行うとして、日々の生活費は数ヶ月単位で十分に残しておきます。更にライフイベント用の積立定期預金などは別枠で取り組んでおくと安心です。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/125/不労所得を得るための資産運用例 C 50万円
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