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素晴らしきかな、不労所得ライフ!

不労所得で生活することを目標にインデックス投資や節約を頑張る会社員ブログ

   
不労所得の総額を増やす活動を綴るブログです。主にインデックス投資です。
現在の投資運用規模2500万円/毎月積立25万円/総資産6000万円(2019/8/28)
tomokiと申します、よろしくお願いします。

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新興国中小型ファンド を含め落胆広がる資産倍増プロジェクト

第2弾 新興国中小型ファンドが発表されてから、少し時間も経過しまして、もう少し触れてみようと思います。第1弾 スマイルジャパンの販売金額も初回募集上限設定500億円に対して4億5700万円と振るわなかったようです。暗雲が立ち込めてきています。

新興国中小型ファンド


比較対象は、やはり「MSCIエマージングインデックス」です。ブログ主もMSCI エマージングインデックス投資をしており、乗り換えたりするには、このインデックスとの差別化は必要だと思います。

国別に見ると、中国、韓国、インド、ロシアが大きく下げて、南アフリカ、トルコ、ポーランド、タイが大きく上がってきています。どちらかと言うと、ネット証券で個人投資家が海外株を取引するような新興国を意図的に外した印象です。

業種では、小型ということで大型の金融、情報技術、電気通信、エネルギーなどが下がり、生活必需品、サービスやヘルスケアなどが上がっています。個人投資家が海外株式を取引する場合、インフラ株や大型株、名の知れた大企業の株を買いたいと思うのではないでしょうか。南アフリカ、トルコ、ポーランドなどの中小型株に精通している人は日本にはいないのではないか、と思います。(いたとしても数人~数十人規模?)

”低ボラティリティ”というのは、本ブログでも最近扱っています「効率的フロンティア」という金融工学のことのようです。これについては、”本邦初”とされるのは、過大広告にあたらないかなあ、と危惧してしまいます。
似たようなリスクリターン/相関性を持つ新興国小型株だけで十分に金融工学の結果が出るかは疑問に思います。

商品コンセプトは個人投資家が情報が得られにくいところに投資できるので、良いとは思うのですが、「信託報酬2%」がやはり高い壁ですね。

このプロジェクトが発足したときの社長同士のインタビュー記事が、この商品を生む経緯が読み取れる気がします。

◎ネット証券で取引する個人投資家は目論見書を読んでいる!リテラシーが高い!
◎大手証券会社がフローで儲からなくなって、ダンピングも始まった。我々も収益源を確保しないと!(Kどっとコム社長)
◎インデックス・長期はベストなやり方ではない。時代遅れ!!
◎今の若いのはアセットを持っていない。新しく取引をするネット投資家に買わせたい。
◎ネット投資家に投資信託を売るには、分からない商品、分かりにくい商品を作るしかない!(ソースが見つからなくなりました。確かに見たのですが・・・)

第2弾、第3弾を見ると、分からない商品、分かりにくい商品というのがピッタリくると思います。概念だけ説明はして、目論見書を見ても分からない金融商品を販売、2%の信託報酬という目的がまずあるのかも知れません。

ネット証券の収益源を確保したい、という商品とも言えると思います。

インデックス長期運用は平均点でベストではないのが当たり前なのですが、それを上回る金融商品がないので、インデックス投資を選択しているのが、お偉いさん達には分からないのかも知れませんね。

成功するかどうか、見守っていきたいと思います。資産が10年で倍増するか楽しみですね。

ネット個人投資家に投資信託を売りたいのであれば、ネット個人投資家にアンケートを取れば良いと思うのですが、何故、それをやらないのでしょうか。と思います。要望はたくさんあります。

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人的資本とリスク拒否度。運用規模と期間により考えましょう。

ポートフォリオ運用で、積立投資を始めて何年も経過するのですが、投資額総計が増えるに従って毎月の給料からは、なんだか遠い世界になりつつあります。1%の値動きも大きくなってきています。
人的資本とリスク拒否度


「よーし、残業がんばっちゃうぞ!」と言って、数千円の残業手当を手に入れたとして、クタクタになり会社から帰って証券会社にログインすると、+50000円とか、-50000円なんて言う数字で値動きしていると愕然とします。

毎日の人的資本  <<<  毎日の資産変動

ちゃんと「ポートフォリオ比率を維持しているから、問題なし!」とは言え、このリスクは普通の会社員には耐えられません。十分に分散された現物投資であり、レバレッジを掛けている訳ではなく、安全資産、無リスク資産も相当に割り当てていますが、毎月の積立投資をズンズンと続けていくわけですから、手がつけられなくなってきます。

最初は可愛い犬の赤ちゃんでも、成長して子犬になり、飼い主を上回る巨体の犬になり、最終的にはモンスターになってしまうのではないか?という感じです。

かといって、+500円、-500円の値動きであれば、子供のお小遣いレベルで同じパーセンテージで動いていてもリスクとして全く感じないはずです。

と言うわけで、会社員は雇われであり、年収1000万~1億円のスーパースターではないのですから、資産運用の規模が大きくなるに従い、「リスク拒否度」を高めていく必要があると考えています。

具体的には、「海外債券」投資比率を縮小していくことです。債券、という性質上、利率10%越えなんていうのは普通にジャンク債に相当します。逆に株の場合、年率10%越えというのは景気の良い証で、成長株とも言われます。株と違い、債券は誰かが背負う借金なのですから、当然利回りには限界があります。

海外債券投資は、為替手数料、信託報酬、債券価格は不透明なものも多いため業者に中抜きされ易い、為替リスクも当然発生する商品で、その上昇幅は金利により限定されている商品です。内藤忍さんが推奨する20%という海外債券比率は18%⇒15%⇒10%とだんだん減らしていくべきと考えています。

日本に住みながらの海外債券投資は、間で中抜きされるものが多く、「1677 上場外債ETF」以外の商品は厳しいという結論に至りました。これは、山崎元氏のレポートを読めば、そう思わざるを得ません。

というわけで、海外債券比率はゼロにはしませんが、運用規模に従って少しずつ減らして、国内債券と海外株式に割り当てを増やすことを考えています。

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「国内債券」投資を重視。運用しながら、国内債券へシフト

ブログ主のポートフォリオでは、国内債券は全体の15%超を占めています。分配金などの不労所得も全て「国内債券」にしています。ライフイベント用の別管理での定期預金も含めれば、資産の30%~40%くらいは日本債券です。

ブログ主はインデックス投資家としては、ポートフォリオ内に占める日本の国内債券投資比率が高めだと思っています。大体5%~10%とされています。

ブログ主は国内債券を重視する理由は下記です。

・日本は円高バイアスがかかり続ける(経常収支黒字国)
・高金利外国債券リターン ≒ 国内債券リターン (山崎元氏の主張)

やはり、山崎元氏の主張は乱暴なところがあるものの、納得させられるものがあります。外国債券投資については、投資信託の手数料や債券選定コスト、更には為替リスクが大き過ぎて、結局国内債券の投資リターンのほうが有利になってしまうことがあります。日本より3~4%利率が良いというだけで無条件に飛びつく代物ではないのです。

外国株式投資で為替リスクをとって、外国債券で更に為替リスクを取った場合は、円高に弱くなり過ぎるポートフォリオが出来上がってしまいます。

海外債券投資  ⇒⇒ 国内債券投資

債券投資については、比重を運用規模が大きくなるにつれて、より国内債券重視にしていきます。

■国内債券はインフレへの備えも出来る。

金利が相当に上昇して日本がインフレになったときは長期債券投資が最適です。上手く行えば物価上昇率と合わせて資産を増やすことができるので、資産をインフレに対応することは可能です。

■国内債券はデフレにもある程度対応できる

デフレ下の投資というのは常にマイナスバイアスがかかっているようなもので、非常に難しいです。というのは、デフレ下では購買力が高まるため、元本保証の定期預金などは価値が高まってしまいます。これは名目金利ではなく、実質金利が高いため起こる現象です。

デフレ下では投資をしなくても日本債券だけで消極的に勝利できます。これもちゃんとした資産運用と言えます。

■国内債券は円高に強い

国内債券の唯一の問題は、「円安に弱い」ということだけです。ただし、これは海外株式投資をしているのであれば対応していることになるので問題がないです。

海外債券投資は資産運用を進めるにつれて、ウェートダウンしていくべき、とブログ主は考えます。 円安になったとしても日本の製造業は復活し、日本の株価も騰がり、海外株式も為替益がプラスされ、分散投資している場合、おそらく日本債券重視にしていたとしても十分に利益が出せそうです。

それにリーマンショックなどのメガトン級の大暴落時にも、国内債券投資はノーダメージです。反撃の安値仕込みの為だけに、別管理で積み立てておいても問題ないくらいの優秀なアセットクラスだと思います。

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プロフィール

HN:
Tomoki
性別:
男性
職業:
会社員
自己紹介:
会社員です。
不労所得を少しずつ増やすことを目的にブログをします。大不況、失業危機、年金破綻、増え続ける日本『政府』の借金など社会不安は増大する一方です。
終身雇用が崩壊した今、会社に頼りきりではいけないということで、努力を続けます。

そうは言っても本業は重要で、自己研鑽は常に必要だと思っています。本業の儲けからの資産運用も重要な不労所得の基礎となるからです。副収入にはインデックス分散積立投資をしています。

Twitterアカウントは以下です。よろしければフォローよろしくお願い致します。
tomoki@sidebusiness8

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