思えば、2012年11月から始まったボーナスステージも2013年5月末で終了しまして、バーナンキの一言で世界は変わってしまいました。
米国10年債の利回りは19日の2.1%台から2.4%台まで急騰(債券価格は急落)。ダウ353ドルの下げ。2011年に1923ドルの史上最高値を記録した金価格は、1300ドルを割り込み、2010年以来の1200ドル台をつけ、約6%の急落。
世界の投資家が「入るは易し、出るは難し」の意味を、苦くかみしめている。
バーナンキ・ショック、黒田日銀への警鐘 (豊島逸夫による金市場の解説)金価格は先週もかなりの下落に見舞われ、今年の高値からもガンガン下落し、その下落スピードも早いです。円安の流れも足踏み状態ですので、円建て金価格も厳しい状態です。
回りの情報を見てみると悲観的になりすぎ、とかパニック連鎖で売られ過ぎと見ている経済アナリストが意外に多いようでした。金が売られないといけない、という確固たる理由もなく、米国の資産買入プログラムの縮小の影響を受けているだけのようです。
これから先、新興国関係(商品も連動)に更なるオーバーシュートが起こるだろうなあ・・・と思っていたのですが、今の水準が既にオーバーシュート!?なのかも知れないということです。やはり人によって、いろいろな見方がありますね。
金については1200ドルという価格水準を更に下回って下落を続けた場合、採掘コストから採算性が見合わなくなり、減産や閉山といった供給が絞られることもあり、金投資のプロの豊島氏は『バーゲンセール(笑)』と表現しています。
バーゲンセールなら買い増ししようかなあ、と思いました。毎月のコツコツ積立に合わせて金も買い入れることにしていきます。ただ、バーゲンセールでも売れ残れば、更なるクリアランスセールがあるはずです。少しずつ買い増ししていくことにします。
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