物価上昇率2%のマイルドインフレを伴った経済成長を起こすアベノミクスですが、円安株高に任せて達成するということは難しくなりそうです。
[東京 7日 ロイター] - 株安と円高は止まらず、4月4日の黒田日銀による「異次元緩和」決定後の上昇幅を失いかけている。米金融緩和の早期縮小観測をきっかけに、海外勢が日本株買い・円売りポジションを巻き戻していることが直接的な要因だが、下落の恐怖感が広がるなか押し目買いは乏しい。
黒田緩和効果を失う市場、催促相場的な株安・円高進む(ロイター)
というわけで、黒田緩和効果を失いつつある相場、と表現されております。
今までは市場が勝手にアベノミクスを織り込んでくれていたのでしょうが、これからはしっかりとした日本の経済成長戦略や、株や土地を持っていないような大多数の国民に対しての経済政策による消費喚起、併せて日銀による大胆な金融緩和などが必要だと思います。
ここ最近の値動きは気をつけて見ていましたが、確かに下落の恐怖感はあるのですが反転をする日もありますし、リーマンショックと違って、円高株安もあまり一方的でないような印象を持ちました。これからはリスクオフ相場の中に時々リスクオンが発生するような、低パフォーマンスな相場に変わっていくような予想をしています。
また、5月の高値から10%~20%下げているということで、この下落のなか何もしないのも、それもリスクかも知れないという思いがありまして、毎月15日のコツコツ積立を復活させようと思います。
積立金額は抑え目にしようと思いますが、安全資産となるはずの「金投資」「国内債券投資」が金融緩和による影響なのか思ったより機能していないのも再投資をしようと思ったきっかけです。
また、相場が『過熱』してくれば利益確定していきたいと思います。今はちょっと『過熱感』は感じられません。
少しずつ通常投資に切り替えていきたいと思います。
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