為替が誤算として、下げ止まらない日経平均株価。これからどうなっていくのでしょうか。
今年3番目の下げ幅みたいです。ここまでくると「調整」じゃない気がしてきました
[東京 3日 ロイター] - 米金融緩和の早期縮小観測が強まる中で、日本株にとって「誤算」だったのは、円安が進まなかったことだ。
<リスクオフによる円高再び>
日本株は目先の底値を探る展開だ。「3分の1押し」は調整局面での一つのめどだが、日経平均.N225は昨年11月13日の8661円から5月23日の高値1万5942円までの上昇幅7281円(84%上昇)の3分の1押し(2427円安の1万3515円)を割り込んでも下げ止まる気配を見せていない
円安進まず日本株に「誤算」、米金利上昇よりもリスクオフ主導 (ロイター)
これからはポジション巻き戻しによる「円高・株安」のリスクオフ相場に突入する可能性が出てきたということです。マネーがリスク資産から安全資産に戻ることも意識していかないといけないと思います。
今は、「落ちるナイフ」の状態なので全力では入りませんが、「落ちたナイフ」は拾う価値があるとして、今後も下落局面が続くようであれば、少しずつリスク資産を買い増しすることも検討しています。
とりあえず、今日は追撃の利益確定注文を出しておきました。市場の売り浴びせに協力したいと思います。
投資をして数年経ちますが、そこで気付いたこととして、『市場のリスクオフ-リスクオン』を考えて取引することが重要と思っています。
中長期的に見て、リスク資産を買って利益が出るような買いのタイミングというのは市場の一般参加者の大半が「もう株価なんて見たくない!投資なんてしない!」とある種ヒステリックな状況というか、パニック状態が「買い」のタイミングなのだと思います。もっと言えば、それを通り越して全く反応がない状況(=市場から撤退している)が更に買いのタイミングだと思っています。
いまは、まだそこまで投資家心理が冷え込んでいるとは思っていません。「もしかして、また騰がるかも?」というような疑心暗鬼の状態だと思います。
上昇局面に反転しても困らないくらいのリスク資産は持ちますが、ちょっと今は下値を探っている状況ということで、注意して資産運用をする必要があると思います。
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