雇用統計がまさかの良指標で、ダウが15000ドル突破。
[ニューヨーク 3日 ロイター] 3日の米国株式市場は大幅続伸。予想以上に好調な米雇用統計を受け景気減速をめぐる懸念が和らいだ。ダウ工業株30種は一時1万5000ドルの大台を突破し、S&P総合500種は節目となる1600を上抜けて終了した。共に終値で過去最高値を更新した。
雇用統計受けダウ一時1万5000ドル突破、S&Pは1600台で引け (ロイター)日本がマネタリーベースで金融緩和をして、米国は失業率目標で金融緩和するという異次元金融緩和で日米が引っ張っているような相場。株価上昇はどこまで続くのでしょうか。為替はある程度限界が見えるのですが、株価は良く分かりません。
そして、ひそかに気にしているNY金は小反落しました。米国の景気回復期待を背景に「金が売られて株が買われる」という現象が起こっています。安全資産からリスク資産に投資マネーが積極的に動いているということですね。
ただ、「安全資産からリスク資産へ」が始まるタイミングとしては、個人的には遅い印象を持っています。今までは過度な金融緩和で容易く調達できていたんでしょうか。とにかく、リスクオン相場がまた一段と危険なステージになったと思ってみています。
逆に安全資産の仕込みのタイミングとしては、こういう相場かなあ、と漠然と思っています。たまに激しい動きをしますが、基本的には金価格はダウントレンドなので、あわてずコツコツと積立投資で金投資をしていこうと思います。レバレッジとかの先物取引では危険ですが、何年かかけて余剰資金でコツコツ買う分にはダウントレンドも悪くないと考えています。
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