国債先物が急落。利回り乱高下とは穏やかではないのですが、金融緩和策の影響は気になります。
[東京 5日 ロイター] 5日の円債市場は大荒れの展開となった。黒田日銀は4日に国債の大量購入を軸にした金融緩和策に踏み切ったが、この日はオペそのものが見送られたことで期待が裏切られたとの見方が広がり、長期国債先物に売りが相次いだ。
買いオペのタイミングは市場の期待とは違ったみたいですね。
東京証券取引所は2008年10月14日以来、4年半ぶりに取引を一時停止する「サーキットブレーカー」制度を発動。店頭では長期金利の指標10年債利回りが乱高下した。強引な金融緩和に対して「相場崩壊」を懸念する声も出ている。
国債先物が相場急落で取引停止に、「相場崩壊」懸念の声も (ロイター)
保有する国内債券の投資信託が前日比+1.13%になっていたりしています。来週は下がってたりするのでしょうか。この乱高下が落ち着くまでは国内債券カテゴリーと言えど値動きが荒くなりそうです。
4月5日の新発10年物の利回りが、0.315%⇒0.62%⇒0.535% と1日の間に大きく動いています。
国債買い入れが行われると市場が予測していたのが、実際には日銀が買い入れを通告しなかったので、投げが発生したのが原因のようです。気が早い投機筋が焦った売りを出しただけかも知れませんし、今すぐどうなるというものでもないようです。
それよりも為替ですが、ドル円が97円、ユーロ円が126円、豪ドル円が101円台まで円安が進んでいます。今は円が買いにくいということです。高値圏では短期的な利益確定の売りが出ているようですが、2月~3月にしっかり調整していたので、一段上も望める感じのチャートに見えます。
日本の転換点でもあり、こんな大相場を見るとリスク資産を追加購入したいところですが、円安インフレの為に必要なリスク資産は既に投資済ですし、なんとか現在の資産で頑張ろうと思います。
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