新年度がスタートしましたが、早速リスクオフの展開です。
[東京 1日 ロイター] 東京外為市場午後3時のドル/円は、前週末3月29日の東京市場午後5時時点に比べて若干ドル安/円高の93円後半。中国の3月PMIが予想を下回ったのを境に、円が全面高となった。クロス円に大口の売りが観測され、ユーロ/円が1円近い下落となったほか、ドル/円も94円を割り込んだ。
ドル93円後半、弱い中国指標境にリスクオフの円買い (ロイター 2013年4月1日)
国家統計局が発表した中国の3月のPMIは値自体は先月から改善しているみたいですが、予想が52.0ポイントだったところ、50.9であったため、円が全面高になりました。HSBCが発表したPMIは51.6で、こちらも先月の50.1から改善しており、速報値とほぼ同じ数値であったようです。
似たような指標が2つも発表されて、なんだか分かりにくいですね。中国は内需に支えられて製造業購買担当者指数PMIが上昇したものの、輸出に関しての受注が予想より伸びなかったようです。
相変わらず、欧州、米国、中国など世界中の経済リスクに対する逃避先として日本円は買われます。
円高が90円前後までいくようであれば、毎月の積立もその水準に合わせたものに変えていこうと思います。株価の高い低いは良く分かりませんが、為替(ドル円)を基準に対応していきます。
なんとなくアベノミクス相場が薄れて、今までの相場が戻ってきたような感じも受けています。デフレ脱却すれば長期的には株価が上昇するのかも知れませんが、まだまだ油断できないなあと思います。
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