SBI証券、マネックス証券のトップページに日本版ISA口座開設の資料請求の予約受付開始の案内がきています。順次、他の証券会社も動きがあると思います。
そして、SBI証券のISA口座に関するアンケートにも回答してきました。4月下旬に謝礼(100円現金進呈)ももらえるとかで楽しみです。アンケートは平成25年4月10日までに終了予定となっています。
本ブログでは扱ったことがなかったのですが、2014年1月1日より日本版ISAが始まります。日興アセットマネジメント株式会社さんの特設サイトは情報が充実していました。
日本版ISA(少額投資非課税制度)|日興アセットマネジメント日本版ISA(小額投資非課税制度)は毎年100万円の投資枠が与えられて、5年間はISA口座の証券として扱われます。最大500万円までの規模の口座です。5年間経過した投資枠は一般口座/特定口座扱いになるようです。
そして、ISA口座の投資から得られる譲渡益、配当・分配金は非課税となります。日本版ISAの制度自体は10年間となっています。
コツコツ投資家にとっても、とても有利に思えるISA口座。開設しようと考えているのですが、1人につき、1金融機関にしか開設できません。ですので、今はまだ情報収集をしている段階です。
ISA口座:主な利用目的
・ 毎月分配型の金融商品で利用。分配金の税金を非課税にする。
・ 資産売却をISA口座で行うことで、譲渡益を非課税にする。
小額投資非課税ということで、数千万円~数億で資産運用している富裕層こそ効果が薄く、一般層に有利に働く税優遇措置ですね。
注意点としては、大きな売却益も分配金も得られそうにない『国内債券カテゴリー』をISA口座で買付するのは、あまりよろしくないのかも知れません。あと、『普通分配金』は非課税になりますが、『特別分配金』はそもそも非課税なので注意が必要そうです。
ISA口座:基本的な使い方
・高分配金商品、大きな値上がり益が期待できる商品をISA口座で買付。
・国内債券、長期前提で保有する商品は、今まで通りの口座で買付。
従来の証券口座も併用するとして、リバランスによる利益確定をISA口座で行う予定です。分配金や配当金はまだ重みを置いておりません。
貯蓄から投資へ、という流れを後押しするもので、日本国内に預金という形で眠っている巨額の金融資産を動かしたいという政府の意図もありそうです。
税優遇措置は十分に受けたいと思っていますので、ISA口座を利用します。でも、非課税優遇措置であれば今まで投資をしていない人に多く利用してもらったほうが経済的には良さそうです。そのあたりの意識付けも今後どのように行っていくのかも気になっています。また、買い付けだけではなく出口戦略も必要になるので、優遇措置をパーフェクトに受けようとすると、かなりの手腕を必要とする気がします。
実際、確定拠出年金口座のほうが税優遇措置としては上位のような気がしますが、日本版ISAは取り扱われる証券の種類が桁違いに多いのと60歳になる前に使うことができるので上手く使い分けると良いと思います。
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