今の相場はアベノミクス、いわゆるインフレターゲット目標2%に向けた日銀改正、金融緩和、公共投資などを組み合わせた経済政策の期待上げと言われています。
株価や為替はこのことを織り込んでの動きですので、実際に2014年から日本銀行の買いオペレーションによる建設国債の引き受けからマネタリーベースが増え始めたとしても株価や為替は既に織り込み済みで変動は限定的になると思います。
実際にデフレ脱却できるのかは長年デフレ慣れしている日本人には相当なアンカリング効果があり、消費行動が大きく変わるかは微妙なところです。今のところは数十万単位の高級品が売れ始めている(腕時計や装飾品など)とのことですが、数百万単位の消費行動を新たに起こしたのは日本人の限られた富裕層だけのようです。実際にアベノミクスの恩恵を受けたわけではないという人にとっては他人事のニュースと捉えるだけだと思います。
消費者マインドも変化しており、隣の人が高級腕時計を買ったからといって自分も買う!という昭和のような消費活動が始まるかどうかは雇用状況が不安定となっている平成では難しそうです。
『景気は気から』ということで、富裕層みたいな消費は出来ませんが、消費活動については見直しが必要かなと思っています。でも、高級百貨店で高額輸入商品を買っても、富裕層のための消費になってしまいそうです。
まずは、『地産地消』ということで国産食品を買います。輸入食品にお金が回らないようにします。海外に出て行くはずだったお金が、国内生産者にお金が回るようになると日本経済活性化につながると思います。円安は追い風になります。
外食で国産野菜を扱っているのはリンガーハットでしょうか。こういうお店が繁盛してもらいたいものです。
それにしても日本が本当にインフレになるのであれば、インフレに強い商品を持っておきたいですよね。教科書的に言うと代表は『金投資』です。でも、これだけ株価が上がると、別に金じゃなくてもインフレ対策には株を持っておけば良いのではないか?と単純に思います。普通に資産運用していれば、インフレ対策は十分だと思います。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/279/アベノミクスとデフレ脱却 景気は気から
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