ムーディーズが日本国債格下げ、中国と同じ「Aa3」[東京 2011年8月24日 ロイター] ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、日本政府の自国通貨建て・外貨建て債務格付けを「Aa2」から「Aa3」に引き下げたと発表した。 引き下げ幅が1ノッチだったうえ、見通しが「安定的」に変更されたことで、債券や株式の反応は限定的だった。ムーディーズによる日本国債格下げは2002年5月以来、約9年ぶり。「Aa3」は中国などと同じ格付けで、主要7カ国(G7)で最低となった。
ムーディーズが日本国債を格下げしてきました。ちょっと日本株も持ち直そうとしていたときにネガティブニュースをぶつけられてしまいました。これにより、当然ながら日本はパニック相場にはなっていません。日本国内の預貯金で運用しているので、海外の機関投資家が多少逃げようが問題がありません。
引き下げの理由が2014年に日本の家計の預貯金の額が少子高齢化で取り崩されて減少、日本国債の発行額が上回る見込みのため、いまのうちに引き下げました。という理由のようです。
ムーディーズの予測では2014年には安定的に国内消化できなくなった日本債券の金利が上昇するという予測を立てています。
話半分くらいに聞いておいて、日本債券重視の投資スタンスは崩さないほうが良いと思います。まずは円高デフレトレンドから脱却するまでは虎視眈々と控え資金を蓄えておいて、この間みたいなアメリカデフォルトパニック市場でリスク資産を少しだけ買い増す+毎月の積立で無理のない範囲のリバランスを繰り返す慎重な投資をしたほうが良いと思います。
金価格が崩れ始めている?という状況もあり、もう少し注視が必要ですね。早く安定した相場に戻ってほしいです。
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