在日コリアン3世のカン・チュンドさんの著作です。「
忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術」
ブログ主が考えていることと非常にマッチしていて、内容も投資をしたことがない人にも読みやすい本です。これから積立て投資を始めてみようと思う人は、参考になることがたくさん書かれています。積立額も毎月5万円と2回のボーナスから20万円と平均的な収入を得ている会社員であれば、デフレ不況の若年サラリーマンでもそれなりに現実的な範囲だと思います。
この方は、ネット証券などの特集ページなどで最近お見かけします。「日本の投資環境は世界最高水準に近づいている!」「もっと投資の話を会社でするべき!」など、国際色豊かな話をする人なので、最近チェックしています。
日本人はアングロサクソン式の投資スタイルは合わない、安全資産とリスク資産を組み合わせる、なども非常に同感です。
アングロサクソン式とは米国・英国などの金融重視経済のことです。反意語はライン型資本主義でドイツや日本の産業重視型の経済です。2008年のリーマンショックでアングロサクソン式は終焉(FRBの金融緩和で先延ばし中)、これからはライン型資本主義が台頭するのではないか?とも思います。
アングロサクソン式:金融重視=産業は株主配当の為に存在する
ライン式(日本・ドイツ):産業重視=金融は産業発展の為に存在する
投資術と言っても、本のタイトル/目次をみれば分かると思いますが、ネット証券でちょいちょいと設定するだけです。
仕組みさえ(ネット証券で、積立投資設定)作ってしまえば、証券口座に入金しておくだけなので、投資にかける時間は普段はいりません
アマゾンのレビューでも評価が高いです。インデックス投資家としては読んでみることをオススメします。
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