なんか凄いことになっている中国の物価。アメリカの給料は、中国の給料の34倍。それなのに、物価はサービス業、知的財産権に関わる商品以外はいまや中国のほうが高いそうです。
一般人民の富が搾取され、共産党局のみが勝ち組のようですね。これじゃ、中国はまともな消費市場にはならないような気がします。世界中に不況を撒き散らしつつ、中国政府にお金が集まる仕組みのようです。
とにかく、人民の給料を上げるべきだと思うのですが、中国の政治体制がそれを許さないようですね。しかも、高い税率で中国人民を締め上げているようです。
中国のビジネスモデルは輸出製造にあり、日本のバブルに近いので、日本のようにバブルが崩壊するかと言えば、よくわかりません。
日本の場合は、国民の給料もドンドン上がっての過剰消費のインフレに耐え切れずバブルが崩壊しました。中国の場合は、人民の給料が上がらないままの特殊なインフレのようです。貨幣価値が不当に低いことによるインフレでしょうか。
人民元は中国国内のみ流通。発行権も中国が持っているので、このまま特殊な事例としてバブルが崩壊しようがない気もします。政治体制がひっくり返って、人民に富が分配されれば良いのでしょうが、期待薄ですね。
一般の人民が給料が安いままで労働を続ける限り、米国や欧州、日本の雇用が回復することは無さそうです。なんとか人民の給料が高まって、中国に集中していた雇用が他国に行き渡り、人民がまともに消費ができるようにソフトランディングして貰いたいものです。
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