長期資産運用をしていて、分配金を出さないファンド、もしくは分配金を速やかに再投資をしておくと「複利」効果が得られて、大儲けできます。という話があります。
ブログ主も複利の効果は得たいと常々思っているのですが、再投資運用一本で行くと、リーマンショック、ギリシャショック、今のアメリカショックなどで運用資金が暴落に丸々巻き込まれてしまうのではないでしょうか?と思います。分配金が出ない再投資型の運用をしていると確かに複利効果が得られるのですが、それと引き換えに暴落相場に巻き込まれてしまうと弱い側面があります。
毎月分配型の投資も定期的な引き出し効果があり、これもドルコスト平均法となります。複利効果を得るために分配金を再投資しても良いのですが、相場は常々、恐ろしい場面に出くわすことが多く、2011年~2012年にも何かあってもおかしくありません。
綺麗に4%~6%ずつ毎年成長するような資産運用が出来ればいいのですが、そんな商品はないですね。やはりリスク資産から安全資産へと市場全体が回避の動きをとったときに、ドカッとお金を入れるとリターンが良くなるような気がします。いわゆる逆張り、ナンピンというやつでしょうか。
SMBC日興証券には、「定期引出サービス」というのがあって、少しずつ利益確定してドルコスト平均法の効果を得ましょうというものがあるようです。
定期的に出る分配金を「定期引出」として蓄えておきます。お金を別枠で管理しておいて、相場が混乱して下落しているときにそのお金で投資をするという方法も有効なんじゃないか?と思います。ブログ主もそうですが、投資のタイミングも分からなければ利益確定のタイミングが分からない人には有効だと思います。分配金はある意味、強制的な利益確定行為なので、そのあたりを踏まえて上手く運用していきたいと思っています。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/161/定期積立 と 定期引出。分配金の利用方法。
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