第3弾が発表されました。ネット証券専用の資産倍増プロジェクト。最後の投資信託は・・・
ブラジルレアル建ての日本新興株投資ですかね。これまた分かりにくいものを出してきました。
・信託報酬 1.657%
・買付手数料 無料
・毎月分配型
・7月8日(金)発売
ジャスダック、東証マザーズへの投資で、日本円だと為替ヘッジにならない?のでブラジルレアル買い円売りします。という組み合わせ商品です。
ブラジルレアル建てですので、為替リスクが発生します。ブラジルの政策金利変動のリスクもあります。円安が進めば二重取りにはなりますが。円高が進めば二重損になる恐れがあります。
毎月決算型の分配金ということで、高齢者の年金代わりか、長期の値上がりを見越した新規市場参加者向けでしょうか・・・
既にある程度、日本の新興株投資や新興国債券投資を含めて十分に分散投資をしている投資家にとっては、ポートフォリオを混乱させるだけのような気がします。
第2弾の新興国中小型株ファンドもブラジル投資割合が多かったのですが、ブラジル投資をあまり考えていない人にとっては魅力が薄いかも知れません。ボペスパ指数、レアルの動きはリーマンショック以降は順調に推移しているので、良さそうに思えますが、やはり金利が10%越えしているということで、不可測な値動きを起こす可能性がありリスクも高いと考えられます。
もう少し情報を開示して貰わないと購入までは至らないかも知れません。「ネット投資家には分かりにくいほうが良い」というインタビュー記事が出ていましたが、「それは違うだろう」と突っ込みを入れたい人もいるんじゃないか?と思います。少なくとも、ブログ主はこの分かりにくさには困っています。