首都圏マンションの売り上げが4月度は3割減。東日本大震災の影響で営業を自粛していたことが響き、5月には売り上げが戻るということです。
この自粛とは裏腹に最近J-REITが分配金の利回りの高さを期待して、人気が出ているようです。日銀がETFやREITを買い支えているような動きを水面下でとっていることも、下支え効果を期待している投資家もいるとのこと。
不動産投資と言えばバブルというイメージです。過去日本も大変な不動産バブルとバブル崩壊が起こり、今もその後遺症で大不況です。
マンションの空室率や、オフィステナント不足はJ-REITの低下圧力になります。デフレの日本は不動産価値がドンドン下がるべきなのですが、日銀がそれを許さないらしくJ-REITを購入するという荒業をしています。地価が下落すると日本にとっては良くないのかも知れません。インフレもだめで、デフレもだめと、経済の舵取りは難しいものです。
逆に言うと、この不動産価値の大暴落、地価下落が日本を襲うと完全にデフレに負けてしまうんでしょうね。最後の砦なのかも知れません。
デフレの日本で高額な住宅ローンを組んで、金利が1%~2%でお得!とか喜んでいる人はちょっとマズイですね。日本は超絶デフレなので名目金利は低くても実質金利が高いのです。
ブログ主も大した額ではないですが、J-REITをポートフォリオに組み込んでます。REITの運用をドルコスト平均法で頑張っていきたいと思います。少しでもデフレ克服に向けて貢献するべく、一票を投じるような気分です。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/98/J-REITの今後は・・・?日銀はJ-REITをのんびり購入?
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