いよいよ、シャドーバンキング問題を中国は解決するようです。
[東京 25日 ロイター] - 中国の金融改革の衝撃にマーケットは揺れている。同国が目指すキーワードは市場化。今まで人為的に低く抑えてきた金利を「解放」することで、過剰な設備投資や不動産投資の温床となっていたシャドーバンキングなどの問題を解決しようとしている。
中国金融改革の衝撃に揺れる市場、金利「解放」で混乱続く公算(ロイター)
シャドーバンキングというのは正規のルートで借りられる大手国有金融機関が、中小企業に数倍の金利で貸し付けるという金融商法で、それが350兆円までに膨れ上がっているようです。
ここにきて、短期金利の急上昇と中国株の大幅下落が効いたみたいで、この問題を中国は解決するようです。中小企業への資金供給も始まり、金利の急上昇には対応していくようです。
でも中小企業に資金供給するとシャドーバンキングをしている金融機関は困ることになると思うのですが、大丈夫なんでしょうか。結局、サブプライムローンの親戚みたいで一歩間違えると金融危機になりそうですが、中国はコントロールの力が強いので、ソフトランディングが可能らしいです。
でも、ちょっと新興国投資を積極的にしていくような状況ではなさそうです。様子見の資金投入に留めようと思います。中国シャドーバンキングがサブプライムローンみたいにバーンとはじければ、まあ投資資金をスポット的にいれていきたいと思います。そのときは、おそらく、中国だけでなく世界中が大変なことになるとは思いますが・・・
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