今日の相場は安定していたようで、株価も少し戻り、102円の為替、ダウも上昇中とちょっと一息つけそうですね。
何となく眺めていたSBI証券のトピックスに、「 資産運用のススメ ~リバランスをしてみよう!~」という特集がありました。その特集の中で、年初来の騰落率がでていたのですが『BRICS』とか言うカテゴリーが悲惨なことになっていました。
なんだか、リバランスで調子が良い日本株を売って、BRICSを買え、と暗に誘導しているかのような特集に見えました。
そういえば、BRICS投資の”今”はどうなっているのでしょうか。ダウと日経ばかり気にしていてあまり情報を集めていませんでした。中国の経済指標が悪いらしい、くらいの認識しかありません。
情報を集めていると、どうやらBRICSは資源バブル崩壊に巻き込まれているようです。
モルガンスタンレーのBRICSの評価は以下のような内容でした。ゴールドマンサックスとは違い、変なフィルターをかけず、冷静に分析しているということです。
ブラジル:通貨高、金利高でインフラへの投資ができない。
ロシア :エネルギー価格が30%下落すれば社会崩壊
インド :社会が複雑、富裕層の地位の固定化、国内投資は二の足
中国 :インフレと賃金上昇、過剰投資、外貨準備は幻想
資源バブル崩壊後に待ち受ける新興国の運命[橘玲の日々刻々](ダイヤモンド・オンライン)
コモディティバブルの後は何も残らない、など結構、刺激的なコラムでした。
そもそも、個人的に中国とか投資対象としてあまり魅力を感じていなかったので、新興国はアンダーウェート気味に組み込んでいました。
新興国投資は今の円安を利用して利益確定することで、更にウェイトを下げようと思っています。分散投資なのでゼロにはしませんが、代わりに金投資で代替しようと思います。
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