今日は株価調整かと思いきや、円安が進んだために株価が戻りました。
[東京 16日 ロイター] 東京外為市場午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の102円前半。102円を割り込む場面では、輸入企業の買いが相場をサポート。その後は102.20円付近でもみ合いを続けたが、欧州勢が参入する時間帯に入ってドル買いの動きが強まり、一時102.43円まで上昇した。
ドル102円前半、国内勢の外債投資は3週連続で買い越し (ロイター)
買い越しが続いているらしいのですが、積極的に買うまでもないという曖昧なコメントしか出ていませんが、しっかり円安トレンドが発生しています。
口では「ここからは積極的に買う水準ではない」と言いながら、本当は物凄くドル買い円売りしているんじゃないか?と疑ってしまいます。ここまでドル円と日経平均が騰がっておきながら、上昇は懐疑的とか変わった相場です。
他のクロス円はちょっと微妙ですね。伸び悩んでいる感じがします。まずはドル円がどのあたりまで上昇するか、どこで調整が入るか、といったところがポイントになりそうです。
米国の重要指標も控えているということで、今週末のドル円を占う意味でもどうなるか気になるところです。
円相場もこのあたりまでくれば、かなり国際競争力が取り戻してきてはいると思いますが、例の長期金利上昇という爆弾も気になるところです。今更、やっぱりマネタリーベースの異次元金融緩和を止めます?、なんてことになったら、世界同時株安ショック/ブラックマンデーになるくらい市場は織り込んでいるため、このまま日本は進むしかないのだと思います。
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