Ｇ２０終了後は円安に。デフレ脱却の金融緩和策。

ドル円が100円目前まできています。Ｇ２０で日銀の金融緩和策の主張／理解は得られた、というニュースが効いているみたいです。

［ワシントン　１９日　ロイター］　麻生太郎財務相は１９日、２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議終了後の記者会見で、日銀が導入した新たな金融緩和策は円相場の押し下げを狙ったものではなく、デフレ脱却が目的であるとする日本の主張が、Ｇ２０各国の理解を得たとの考えを示した。

日銀の金融緩和は為替操作を意図せず、国際社会が理解＝麻生財務相 (ロイター)

日銀の金融緩和策にメリット／デメリットはあるのでしょうが、日本のデフレは経済停滞の元凶なので克服するべきだと考えています。

そして為替ですが、このまま順調にいけばレンジブレイクして100円～105円のドル円水準が見えてきます。更に105円を突破していけば、既に円高是正とは言えず、ここからは円安相場となりそうです。

中国四川省の地震や、ボストンの騒ぎは気になりますが、円安トレンドが転換さえしなければ元に戻ってくると思います。

ドル円77円～80円時代に投資をしていたので、更にリスク資産が上昇するようであれば、安全資産へのシフトを少し加速する必要がありそうです。

今のポートフォリオは資産規模2000万円でリバランス調整を始めています。リスク資産が勝手に増えたので殆ど追加投資をせずにこの規模に到達はしたものの、このあたりで資産規模の拡大路線ではなく安全資産に傾けておきたいです。

既に利益確定した投資信託／ＥＴＦの金額は100万円以上になりますが、ポートフォリオの調整の為には、まだまだリスク資産を売る必要があります。なんとか円安方向にレンジブレイクしてもらって、そこから利益確定をしたいところです。