ドル円が99円になりました!と、思ったら遂に外債運用を行うと言う国内機関投資家が現れました。
[東京 19日 ロイター] 太陽生命で資産運用を企画している坪井親弘取締役は19日、ロイターとのインタビューに応じ、2013年度の一般勘定資産運用について「増加した分は外債に振り向けたい」と述べ、引き続き外債運用に意欲を示した。
インタビュー:外債、今後も積み増し・ヘッジ低下も=太陽生命 (ロイター)
気になる投資先については明確には言及しなかったようです。そして円建て債券は横這いか減少させていくということです。
ただ、外債意欲と言っても巨額投資というわけでなく、様子を見ながら外債投資を増やしていくという感じでしょうか。昨年度が2000億円で、昨年度よりも少ないということです。
それでも、ヘッジなしで外債投資をするということは、今のドル円水準から為替リスクを負うということになりますし、海外勢と国内機関投資家が円売りしてもらえれば、ドル円相場も一段と円安が進むと思います。
気になる想定レートは90円-110円と見ているらしいです。国内の投資のプロフェッショナルはドル円80円台はもう見込めないと考えているということですね。なかなか参考になります。
G20でも為替水準や日銀金融緩和は表立って批判されなかったようですし、これからも円安が進むとなれば資産運用が捗りそうです。
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