中国のGDPが下がりました。先週末の調整局面の流れから利益確定優勢で全体的に売りが発生しています。
[北京 15日 ロイター] 中国国家統計局が15日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は前年比7.7%と、第4・四半期の7.9%から鈍化した。
GDPが下がったのに、不動産投資が大きく増加。
GDPは鈍化したものの、1─3月の不動産投資は前年同期比20.2%増加、1─3月の不動産販売も前年同期比61.3%増となり、当局が懸念する持続不可能な住宅価格上昇が現実味を帯びてきたことが示された。
第1四半期の中国GDP伸び率、前年比+7.7%に鈍化 (ロイター)
工業の落ち込みがそれだけ激しいことを意味しており、経済成長の方向としてあまり良くないかも知れません。これからどうするんでしょうね。
また、世界銀行は東アジア途上国の成長率見通しを引き下げ、更にインフレと資産バブルの可能性を示しました。
2013年東アジア途上国の経済成長率見通しを引き下げ=世銀 (ロイター)
東アジア途上国の今後の成長率の鈍化とインフレには少し注視していたほうが良いのかも知れません。
相場については上昇が急だったので、こういった悪材料のときに調整が起こるのは仕方がないと思います。
今日は前から購入しようと思っていた金ETFを買い増ししました。金相場の下落ですが、前日比マイナス8%でした。黒田バズーカの上昇分が吹き飛び、更にNY金4%下落までも直撃したような下落幅でした。
金価格がどこまで下がるのかも気をつけてみていこうと思います。
COMMENT