待ち遠しかったETFの分配金が出ました。
上場インデックスファンド 海外債券(Citigroup WGBI)毎月分配型 (1677)
1,897円です。
10口持っていますが、今月10口買いまして今は20口になっております。来月からのこの毎月分配が2倍になると思うと更に楽しみです。
じわじわと円高になっている為替市場の影響から、基準価格は下がっているようですが比較的安定した値動きをしています。
外債ETFに関連して、グローバルソブリンオープンという超有名投資信託について、少し触れてみたいと思います。
グローバルソブリンがアクティブファンドと言うのを最近知りました。インデックス連動を目指しているわけではないのでファンドマネージャーの采配が狂うとちょっと怖いですね。
グローバルソブリンの問題点は運用にコストをかけるのではなくて、宣伝にコストをかけているところがブログ主には合いませんでした。アクティブファンドって優秀なファンドマネージャーを雇って、素人には出来ないプロの運用をするものだと思ってました。勘違いって恐ろしいです。
つまり、「金を持っている日本の高齢者に対して、”説明会セミナー”を開いたりすることのほうが大事!」ということです。普通のアクティブファンドの運用方針じゃないですね。外国債券が何かを分かっている人はこのセミナー開催資金コストは払いたくないものです。長期運用している人も何故か新規投資家獲得の為の説明会開催費用を負担していることになります。
この高い信託報酬をジャンジャン使うことで、駅のポスターや、投資信託コーナーには溢れんばかりのグローバルソブリンオープンのチラシや宣伝を見ることになります。日本の個人投資家はその宣伝につられて購入して、一時期は5兆円を超えるモンスターファンドでした。
今は運用成績、分配金成績などが悪いようで最盛期の半分以下になっているようです。
債券のアクティブファンドよりは、インデックスファンドのほうが良いと思います。債券のアクティブファンドというと、信頼性は低くリターンが高いものを組み込まないといけないはずですが、グローバルソブリンオープンの場合は優良な債券ばかりで運用していたはずで、インデックスに常に負けているような運用成績です。が、買う人は誰も知らないようですね・・・
また、投資信託を売ってくれる銀行や証券会社に相当の報酬を渡しているようですので、銀行マンが高齢者の資産家に最優先で営業活動してくれるのでしょう。銀行マンにとって、大変オイシイ商品で金持ち老人はカモです。騙しているわけではないですからね、問題ありません。
個人投資家がグローバルソブリンオープンを買うと、確かに外国債券の利息収入が手に入るのですが、その利息収入から銀行の営業マンの成績報酬+ファンドによる投資セミナー開催のコストに大奮発で使われてしまうので、個人投資家に入る分配収入が目減りしてしまいます。
その目減り額が多いのですが、「投資はよくわからないけど、銀行の人が薦めるならこれにします」みたいな御老人が日本にワンサカいたようです。円安局面であれば、このコストは見えにくいですが、今の円高局面ではこの信託報酬の高さでは十分なリターンを得ることは不可能だと思います。
グローバルソブリンで運用されている方は良く考えたほうがよろしいかと思います。少なくとも長期運用には向かないと思います。アクティブファンドは機を見て、買うものだと思います。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/101/1677 外債ETFの分配金が振り込まれました
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