ダウがめきめきと上昇を続けて、米国債の格下げが遂にチャラになりました。グーグルが通信会社大手を買収するなど大きな動きがあり、株式市場も好感しているようです。
[ニューヨーク 2011年8月15日 ロイター] 15日の米国株式市場は3日続伸。米グーグルが通信機器大手モトローラ・モビリティ・ホールディングスを現金約125億ドルで買収すると発表したことが市場心理を押し上げた。
相場は3日続伸したことで、前週の急激な値下がり前の水準に戻す格好となった。
アメリカがデフォルトするとか人騒がせでしたが、堅調な株式の動きの日が多くなってきました。薄商いを狙って、売り込まれたり円高が進行したりするのかな?と思った予測は外れそうです。グーグルも暴落のタイミングを狙って買収したんですかね。キャッシュで1兆円用意できる会社って凄いですね。小国の国家予算以上です。
米国債はAAだとブログ主も思うので、外債のポートフォリオ比率は下げ続けています。米国債不安はどうするかと言えば、オバマ大統領は富裕層への増税を検討しているようです。1兆円がポンポン出てくるような企業や金持ちがたくさんいるのですから、デフォルトじゃなくて、ハイパーリッチから金を出させて米国債の利払いをするのは当然です。
円高も踏みとどまっているので、このアメリカデフォルト騒動を抜ければ、復興日本の高成長率GDPの流れに市場が反応すれば少しは暴落からの流れが反転しますかね。暴落相場で、それなりにリスク資産を仕込んだので、後は結果を待つばかりです。