SBI証券では、ETF関連で少し動きがありました。
ETFの単元未満株の取り扱いを2011年7月1日から開始とあります。
これで、遂に1677 外債ETFが小さい単位で買える!?という驚きのニュースかと思いきや、美味しい話にはなんとやら・・・手数料が高めのようです。
外債ETFは、10口で44万円からです。これを例にします。
■現物買いの場合の手数料
40万円~50万円の手数料区分になります。
手数料はSBI証券のアクティブプランで450円。スタンダードプランで358円です。
■10回に分けてS株で購入
「約定代金×0.525%(税込)」 44,000円だと231円の手数料です。
10回をかけると、手数料は2,310円になりました。
手数料が高いですね。単元未満株を単元株には出来るみたいなのですが、単元未満株を売却しようとしたときにも、この手数料体系で往復でかかってしまうことになります。小口売買を頻繁にやっていると手数料負けをしそうです。
ノーロードで同じインデックス指標に投資できる投資信託があるので、それを積み立ててETFにリレー投資のほうが良さそうですね。
投資家の選択肢が増えることは良いのですが、ブログ主は「単元未満株⇒単元株」よりも、「投資信託⇒ETFのリレー投資」のほうが手数料が安いし、途中で売却してのポートフォリオ調整もインデックスファンドなら安い解約金で可能なのでオススメです。
ただし、投資信託にはETFよりも大きい信託報酬がかかるので、リレー投資にあまり長い時間をかけていると信託報酬負けをしてしまう恐れはあります。そのあたりのトレードオフで検討されると良いと思います。
http://sidebusinessblog.blog.shinobi.jp/Entry/172/ETFの単元未満株(S株)取扱い開始のお知らせ
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